仮想通貨取引所コインフィールドが新プロジェクト発表
XRPレジャーを使ってアップルやテスラなどの株がトレードできるようになるかもしれないことがわかりました。
カナダの仮想通貨取引所コインフィールド(Coinfield)は、15日、XRPレジャー(XRPL)で株式やETF、法定通貨連動型のステーブルコインのトレードを可能にするエコシステム、「ソロジェニック」を発表。
ディクリプトによると、ソロジェニックは来年から稼働する予定とのこと。「伝統的な金融市場の資産(ブロックチェーンの金融システムではない)と暗号資産を融合させるエコシステム」を目指すとしています。
ソロジェニックでは独自トークンのソロ(Solo、Ƨ)が仮想通貨と株やETFの仲立ちをします。
例えば、テスラ株はステーブルコイン版のテスラ(TSLA)であるTSLAƨ、米ドルはUSDƨに転換され、取引されます。これらのステーブルコインはコインフィールドでXRPとソロに交換できるようになるという。
世界の25以上の取引所と連動しており、利用者は3万以上の株とETFのトークン化が可能。
コインフィールドのボブ・ラスCEOは、仮想通貨の普及を手助けしたいと話し、日本人ユーザーも見込んでいると述べています。
「例えば日本からのユーザーは、法定通貨をXRPLでトークン化して資金をXRPブロックチェーン上にほぼ瞬時に送ることができる」
参考コインテレグラフ
米ナスダック、新仮想通貨インデックスを提供開始
世界No.2の証券取引所ナスダックが、AIを活用して出来高詐称などの問題を取り除いた新たな仮想通貨インデックス「CIX100」の提供を開始したことが判明した。提供元のCryptoindex社が報道向けプレスリリースで明かしました。
このインデックスはCryptoindexにリスト入りした上位200銘柄のうち、出来高の詐称などの問題を取り除いて算出された出来高上位100の銘柄を対象に価格を形成する指数で、経験の浅い投資家からプロトレーダーまでを利用対象者として見込んでいます。
選定された100の組成銘柄は、AIを活用して「偽の出来高」を除くほか200以上の査定要素を踏まえて査定、信頼性の高い仮想通貨データの提供を行います。選定基準には9つの仮想通貨取引所から取得した出来高データのほか、ニュースやSNSの投稿データをもとに銘柄を分析などがあるという。
毎月上位100の銘柄をリバランス(再調整)することで、最新の市場に沿った上位銘柄で構築されるインデックスを目指します。
また、CryptoindexのAI分析は仮想通貨価格の予想も行なっており、「日平均82%の勝率」を記録しているとしています。
米ナスダックは今年9月、分散型金融(DeFi)に特化した新たな仮想通貨インデックスも追加。Augur(Rep)やMakerDAO(MKR)やその他プロジェクトのリアルタイムな情報を提供しています。
また、ニュージーランドを拠点とするブロックチェーンデータ・リサーチ企業のBrave New Coinと提携、ビットコイン、イーサリム、XRPのインデックスを提供するなど、仮想通貨関連インデッックスの提供も積極的に行なっています。
参考CoinPost
BitMEX収益ランキング元1位、長期保有ビットコイン(BTC)の買い場に言及
Patiently waiting for $6k $BTC levels where I will add to long-term holdings.
Good luck homies.
— Angelo฿TC (@AngeloBTC) 2019年10月15日
仮想通貨デリバティブ取引所BitMEXの有名トレーダー、「Angelo฿TC」が「ビットコイン(BTC)価格が6,000ドル(約65万円)水準まで下がるのを辛抱強く待っている。」とTwitter上で発言していることがわかりました。
その水準になったら、長期保有用のビットコインを新たに買い込むつもりだとのこと。
「Angelo฿TC」は、BitMEXで取引利益が一番のトレーダーになったことがある(リーダーズボード1位を獲得)、一躍有名になった人物です。
Bitmexのリーダーズボードは、トレーダーの利益ランキングで、Bitmexの取引環境におけるトッププレイヤーを指します。その中には、自動BOTの可能性も指摘されるトレーダーも多く存在し、人間で1位を取ることは極めて高いスキルが要求されるとされています。
「Angelo฿TC」は、過去に数回1位を獲得したスクショをツイッターで紹介しています。
このような「セミリタイア」している大口トレーダー(“クジラ”とも呼ばれる)は、表立って発言することは稀ですが、それだけに反響も大きくなることが多いのも事実。今回は8月末から約二ヵ月半ぶりの相場見解の意意見となります。
前回のツイート時には、ビットコインが10,000ドル(約108万円)を上回っている状況時に、ビットコインが8,000ドル(約87万円)を下回った場合に発生する「長い停滞期間」についての友人の警告を紹介していました。
その後、ビットコイン価格は9月25日に下方調整され、7,700ドル(約83万円)レベルで反発し、現在の8,100(約88万円)ドルから- 8,200ドル(約89万円)の水準で推移しています。
また、3月に投稿した内容では、ビットコインに対してかなり強気な発言を行っています。
この際、金など既存の資産と比較して、いまだビットコインの市場規模が非常に小さく、価値を保有しておく手段として過小評価されているため、この先さらに市場が成長すると考えると、2021年までに30,000ドル(約325万円)まで上昇する可能性があると独自の予測をしています。
その上で、「ビットコイン投資の最終的な着地点は、資産が0になるか10倍になるかの二択だ。」とも付け加えている。
参考CoinPost