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Puma Browser(プーマ・ブラウザ)とは
Puma Browser(プーマ・ブラウザ)とは、アメリカ・サンフランシスコを拠点とする「Puma Technologies(プーマ・テクノロジーズ)」という会社によって開発されたプライバシーを重視したブラウザです。
このブラウザは、ユーザーのプライバシーを保護するだけでなく、ウェブサイト上に表示される広告を排除することによって、より使いやすい高速なネット環境を提供します。
広告を排除することによって"Webコンテンツ制作者の収入源"が失われることが懸念されますが「Puma Browser」は、Ripple社の「インターレジャープロトコル(InterLeger Protocol/ILP)」と呼ばれる技術や仮想通貨XRPによる収益化を図ることができるサービスである「Coil(コイル)」を統合することによって、これらの問題に対処しています。
仮想通貨「XRP」に特化したWebプラットフォーム
Pumaブラウザは、ブラウザ利用者間での支払いを促進するためのプライバシーを重視した広告なしのWebプラットフォームを提供します。
コンテンツ制作者に対して"仮想通貨による寄付"を行うことができるサービスはすでに複数リリースされていますが、Pumaブラウザはその中でも「XRP」に特化したサービスであると言えます。
ユーザーのプライバシーに配慮した「Pumaブラウザ」にこれら2つのシステムが統合されることによって、仮想通貨の実用化をさらに加速させることができる可能性があります。
「Pumaブラウザ」はそのようなサービスの中でも特に「価値のあるインターネット」を実現するための期待できるプラットフォームになりそうです。
参考bittimes
イーサリアム基盤の国際送金システムを導入
タイ国営クルンタイ銀行およびミャンマー連邦シュエ銀行の2つの中央銀行の総裁が、ブロックチェーン開発企業エベレックスが開発した仮想通貨イーサリアム(ETH)基盤の送金システムを承認しました。このシステムは、タイとミャンマー間におけるクロスボーダー送金に利用されます。
今回の送金システムは、4月4日開催のASEAN中央銀行総裁および財務大臣会議において、エベレックス、2つの中央銀行とともに共同発表されたものです。
プレスリリースによると、3月28日、両国の中央銀行がタイ・ミャンマー間にクロスボーダー送金システムを導入するという意向書に署名。
現在、300万人以上のミャンマー出身労働者がタイに移住し働いており、毎月収入の一部をミャンマーに送金しているとのこと。今回導入が発表されたエベレックス開発の送金システムにより、ユーザーはスマートフォンを利用して、いつでも送金可能に。
またプレスリリースでは、クルンタイ銀行総裁ウィーラタイ・サンティプラポップ氏が以下のようにコメントしています。
「このプロジェクトは、従来セキュリティで保護されていなかった手段を利用していた可能性がある、タイの300万人以上の労働者にとって朗報だ。」
また、シュエ銀行総裁のウー・チョ・チョ・マウン氏は、以下のようにコメント。
両国は共通の文化と伝統を共有している。これらは、クルンタイ銀行とシュエ銀行による、クロスボーダーの送金サービスと同じ方法で人々を結びつけている。(両国の)経済活動は、よりスピーディーで安全なものになるだろう。
参考コインテレグラフ
ロシアSNS大手 独自通貨「VKコイン」公開
ロシアのSNS大手ヴコンタクティ(VK)は、マイニング可能な独自通貨「VKコイン」を公開しました。4月1日にタス通信が報じています。
今回の報道は、2019年3月、VKが検討中と報じられた独自仮想通貨に関する続報となります。公式情報にはVKコインがブロックチェーン技術に基づくことを示す根拠はないものの、VKによると、ユーザーはVKコインのマイニングが可能とのこと。
タス通信によると、VKコインはクリッカー系ゲームアプリ内で使用でき、ユーザーはゲーム内でVKコインを稼いだり、他のプレーヤーや自分が所属するコミュニティに転送したりできるようです。ちなみにこのサービスはiOSとAndroidで利用可能。
VKの決済サービス「VKペイ」の投稿によると、VKコインは近々外部パートナーの様々なサービスや割引に使用できるようになるという。
またロシアメディアTJは、ゲームでは標準で0.001 VKコインを「マイニング」できるが、VKコインで「ブースト」機能を購入すると、マイニング量を加速させられると報じています。
さらに、VKの代表者は、VKコインマイニングは4月5日時点で400万人以上のユーザーに利用されており、ユーザーによる最高保有数は8億9000万コイン以上に上ると明かしています。
またプロジェクトマネージャーのイワン・グーセフ氏は、VKコインユーザー達は、自分のVKコインを法定通貨との交換や広告掲載などのサービスのために使用し始めたと述べています。
VKは、仮想通貨やブロックチェーンとVKコインとの関連性、またVKコインの予定について「噂についてはコメントしない」に留まりました。
参考コインテレグラフ