マレーシア中央銀行の副総裁が、金融部門にブロックチェーンを導入する開発プロジェクトを進めていることを明らかにしました。

9銀行が参加するブロックチェーン・プロジェクト

マレーシアの首都、クアラルンプールで開催されたジタル・ファイナンス・コンベンションでは、マレーシア国立銀行(BNM)のジェシカ・チュー・チェン・リャン副総裁によって、マレーシアの中心的な9銀行が提携して金融のブロックチェーン・プロジェクトを構築していると発表しました。

ブロックチェーンを用いていくつもの領域にまたがる業界全体が資源をプールし、開発に必要な実験のコストを負担。これはブロックチェーン技術の実践的なのユースケースとなると見られています。

アジア全域で開発が進む

ブロックチェーン技術を応用した送金への試みはリップル(Ripple)社のプロジェクトを例にアジア全域の銀行で様々な用途への検証が行われており、開発競争が進むとともに実用性が現実化して来ています。

また、マレーシア国立銀行(BNM)は2月の時点で仮想通貨取引の基準などを定めた新たな規制を導入しています。

金融部門の計画について今のところ詳細は明かになっていませんが、副総裁によるとマレーシア国立銀行(BNM)が研究中のオープンAPIを活用することで、情報共有ネットワークを作ることができるとされています。

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