Bakktが企業買収の動きを見せる
Bakktのビットコイン先物取引開始は一時は今年1月24日に公開のめどが立つと発表していましたが、再三延期している状態にあります。
35日にも及んだ米国史上最長の政府政府機関閉鎖は1月25日にトランプ氏が暫定予算案に署名したことによりようやく解除されたが、2月15日までに新たな政府予算案を通さなければ、再び閉鎖される可能性が高く、今後CFTCによる審査、承認手続きがどのようになされるか非常に注目されるところです。
こうした中、Bakktは企業買収の結果を報告。
先月、独立の先物取次(仲介)企業Rosenthal Collins Group(RCG)の一部の株を取得する契約が8日に締結、Bakktは同企業との株買収における契約段階に進んだことを公表しています。
この買収のにより、Bakktは「RCG社のチームを迎えることができた」と言及。
RCGの株取得の狙い
- リスク・マネージメントと財政運営のためのシステムとノウハウ
- 仮想通貨の普及を促進し、より多くの取引選択肢を顧客へ提供するために、AML/KYCの準拠に注力する
Bakktのビットコイン先物取引の予定日は未だ不明ですが、着々と準備は整っていると言えるでしょう。
参考CoinPost
仮想通貨ライトコイン急騰 時価総額で4位に浮上
仮想通貨ライトコイン(LTC)が1日で30%以上急騰。時価総額ランキングではEOSを抜いて4位に浮上しました(引用元:CoinMarketCap)。
ライトコイン財団が7日、プライバシー保護に特化するプロトコロル「MimbleWimble(ミンブルウィンブル)」を実現すると発表したことが背景にあると見られています。
発表によると、ライトコイン財団とコア開発者がミンブルウィンブルを手がけるBeamにアプローチし、「ライトコイン上におけるExtension Blocksを通してミンブルウィンブルを組み込むことに関して協力可能性」について話したとのこと。
Extension Blockは、ブロックチェーン上において異なる種類のブロックをサポートすることを可能にする機能です。
Extension Blockを使ってミンブルウィンブルがライトコインのネットワークに組み込まれたら、利用者は理論上、ライトコインをミンブルウィンブル・ライトコインに変換し、プライバシー保護の恩恵を受けることができるようになります。
ライトコインはビットコインが「金」だとしたら、ライトコインは「銀」だと言われるほど期待されている通貨でもあります。
今後の動きにも注目していきたい。
参考コインテレグラフ
仮想通貨相場 全面高の展開、ビットコインETFに関するリークが要因か
仮想市場全体の低迷が続く中、9日の仮想通貨相場は全面高の展開となりました。
ビットコイン(BTC)は7%近く上昇し、3600ドルを回復。イーサリアム(ETH)は13%近くのプラスとなった一方、ライトコイン(LTC)は26%近く急騰しました。
その理由として、SEC(米証券取引委員会)のジャクソン委員がビットコインETFに関して「いつかは承認される」という見方を示したインタビュー文書ツイッター上でリークされたことが要因だとされています。
このインタビュー記事は11日に配信されるそうですが、リークされてから3日ほど経過した8日、コインデスクやThe Blockなど主要仮想通貨メディアが一斉に報道。米経済番組CNBCもリークインタビューをきっかけにビットコイン先物が急騰したと報道しました。こうした一斉報道が、今回のビットコイン急騰につながった可能性があります。
このリークが本当なのかどうかもわからず、報道だけが独り歩きした結果、仮想通貨全体の市場が急騰したと思われます。
そのため、もしリークが嘘だとしたら市場に影響が出る可能性も十分考えられます。
参考コインテレグラフ