<2月8日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

ビットコイン億万長者ピアース氏 マウントゴックス復活を計画

ビットコイン億万長者ブロック・ピアース氏が、「ゴックスライジング(GoxRising)」と呼ばれる新たなプロジェクトを計画し、かつて最大の取引高を誇った仮想通貨取引所マウントゴックスの債権者たちに向けた、新しく迅速な救済計画を提唱しています。この運動の狙いについてピアース氏は、テッククランチのインタビューに答えています

11年のマウントゴックスへのハッキングとそれに続く14年初めのマウントゴックス破綻による影響を受けたとと言われる債権者はおよそ2万4000人。

マウントゴックス破綻により、当時のレートで約4億6000万ドル(約470億円前後)相当の85万ビットコインが消失。

現在、民事再生計画を進め、債権者への支払いを担当しているのは、東京地裁が管財人に任命した小林信明氏です。テッククランチによると、債権者への支払いには3~5年かかる見込みとのこと。

こうした状況に対してピアース氏は、「ゴックスライジング」は、法的・技術的障壁が克服できれば、債権者の救済が迅速化できる可能性があると主張。ピアース氏の提案する計画は、「ゴックスコイン(Gox Coin)」を発行して、債権者への返済を進める計画です。ただ、ゴックスコインの詳細はまだ明らかになっておりません。

またピアス氏は、ゴックスライジングの長期的目標は、マウントゴックスを「ゴックス」取引所または「マウントゴックス」取引所として再起動することであり、失われた資金の回復だけでなく、失われたブランド名や領域自体を回復することだ明かした。ピアース氏は、失われた仮想通貨回復への試みを加速させることを約束し、債権者が運営する新たなトークン化した独立財団が主導権を握ることでマウントゴックスの債権者間の不公平さを解消すると語っています。

「ゴックスライジング」運動が成功するためには、同取引所の債権者の約半数にあたる1万2000人が参加する必要があると伝えられています。

参考コインテレグラフ

ビットコイン 1日あたりのトランザクション量が2018年1月の水準まで増加

1日のビットコイン(BTC)のトランザクション量が増加している。transactionfee.infoのデータによると、2018年1月の水準にまで回復している。一部の業界専門家は、これをビットコインのエコシステムのファンダメンタルが進化している証拠であると指摘しています。

ビットコインのセキュリティシステムを手掛けるCasa社の最高技術責任者であるジェームソン・ロップ氏は、今年のはじめ「(ビットコインの)システムが改善し、成長している」と結論付けた上、同氏のブログの中で様々な統計データをもとに2018年を通じてビットコインが成長を続けたと指摘。

ロップ氏によれば、「トランザクション需要の低下、手数料算出のアルゴリズムの改善、Segreted Witness(SegWit)の導入、およびトランザクションのバッチ処理により、ブロックスペースの効率的な利用と、乏しいリソースに対する競争が減少した」と述べており、SegWitとはビットコインネットワーク処理の遅延解消と、手数料改善のために導入された技術だと主張。

また、BTCのドミナンスは18年1月には32.5%だったのが、18年第4Qには50%以上にまで戻ったことから、ほかの投機的な仮想通貨から「相対的に『安全な避難場所』」であるBTCに移ってきていると指摘。

参考コインテレグラフ

フェイスブック 本気で仮想通貨開発を目指している?

先日、仮想通貨・ブロックチェーン業界で初の買収をしたフェイスブックですが、少なくとも12のスタートアップ企業と買収について交渉をしていたとThe Informationが報じました。フェイスブックは、本気で自社のSNS用に仮想通貨の開発を進めている可能性も浮上してきました。

The Infromationによると、去年フェイスブックは、無担保型ステーブルコインのBasis(ベーシス)、MITの教授が運営するブロックチェーンプロジェクトのAlgorand 、ビットコインとジーキャッシュをサポートする暗号化メッセージアプリのKeybase(キーベース)などに声をかけていたとのこと。

ベーシスとの交渉は去年の12月に破談。キーベースとは2018年初頭に買収交渉をしています。

フェイスブックは、昨年12月、メッセンジャーアプリ「WhatsApp(ワッツアップ)」でのユーザー同士の送金用に仮想通貨を開発していると報じられており、先日買収したスマートコントラクトで決済スピード向上を目指すChainspace(チェーンスペース)に加えて、ベーシスやキーベースと買収を巡って交渉していたということは、フェイスブックが本気でワッツアップ内での送金用にステーブルコインなど仮想通貨の開発に向けて動いている可能性がありそうです。

参考コインテレグラフ

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