こんにちは。ポインと申します。
普段やっていることは「どうやったら働かないで生きれるか」ということを極限まで考えてて、いつのまにかハイパーニートと呼ばれるようになりました。
それは半分ぐらい冗談なのですが(半分かよ)、仮想通貨のブログをやったり、Twitter をやったり、たまに仮想通貨トレードをやっています。
Twitterフォローしてちょ。
さて今回は、
「知人が100BTC盗まれた、まじ卍」
みたいなお知らせを受けたので、仮想通貨のセキュリティについて語ってみたいと思います。
みんなトレードとかの攻めも大事だけど、守りも大事だぞ !
仮想通貨では、とっても大事なセキュリティ
ビットコインなどの仮想通貨を購入する動機としては、トレードなどで利益を上げることが一番多いのではないでしょうか?
一方で、仮想通貨はセキュリティがとても大事なことを知っていますか?
ここが株や FX などの投資と大きく違うところだと思います。
例えば日本円であれば銀行がしっかりと保管してくれますし、なくなることは基本的にありえないでしょう。
しかし仮想通貨の世界では、基本的に自分で保管しなければいけないですし、なくなったとしても誰も保証してくれません。
またインターネット上のお金である仮想通貨は、常にハッキングの危険にさらされています。
仮想通貨の世界では「全てが自己責任」なのです。
取引所にあるコインはまだ自分の物じゃない!?
例えばよくある勘違いとして、仮想通貨を取引所に預けぱなしにしておけば安全、があります。
仮想通貨にはブロックチェーンという技術が使われていることが多く、 その技術により通貨が自分のものだと証明でき、また他人に操作されたりコピーされたりすることができません。
取引所に預けぱなしにしているコインは実はそのブロックチェーン上にありません。なので取引所がハッキングされたりすると簡単に盗まれてしまいます。
ブロックチェーン上にないことをオフチェーンと言います。
(逆にブロックチェーン上にあることはオンチェーン)
コインをオンチェーンにするには、取引所ではなく外部のウォレットを使う必要があります。例えば先日 ICO をしたブレッドウォレットなんかは、昔からあるビットコインウォレットです。
ブレッドウォレット
・iOSはこちら
・androidはこちら
オンチェーンにするには、取引所のウォレットから外部ウォレットに送金する必要があります。
最初はドキドキしますが、慣れてしまえばどうってことないので少額から試してみましょう。
あなたのそのパスワード使い回していませんか?
もし取引所A、取引所Bでパスワードを使い回していたとしましょう。
取引所Aがハッキングなどの被害を受けてパスワードを流出すると、パスワードを使い回している取引所Bもハッキングされる可能性があります。
また他のwebサービス(FacebookやTwitter)などのパスワードと使い回していても同じようにハッキングのリスクがあるということです。
(そういえばFacebookやTwitterなどでもよくハッキングされてレイバンのサングラスの宣伝をしているアカウントを見かけますね)
私のセキュリティ対策ですが、すべて取引所毎に違うパスワードで40桁以上、英語数字記号の混合で作っています。
さすがに40桁以上のパスワードを自分で作るのが困難なので、スマホアプリの1Passwordなどのアプリを使って自動的に生成しています。
1Password
・iOSはこちら
・androidはこちら
またその他にも、取引所の二段階認証はマストです。
これはスマホアプリのGoogle Authenticatorや、Authyを使うことで設定できます。
こちらも取引所ごとに必ずやっておきましょう。
Google Authenticator
・iOSはこちら
・androidはこちら
仮想通貨が盗まれる前に自分で守ろう!
「もし自分が持っている仮想通貨が全て人に盗まれたら」と想像してみてください。
もう本当に怖いですよね。
もちろん盗んだ人が一番悪いのは当たり前ですが、悪意を持った人がいる以上をしっかりと自衛する必要があります。
セキュリティ対策に不慣れな人には、上記のアプリなども「設定めんどくさっ」と思ったはずです。
ただ、実は”必要最低限”のセキュリティ対策を紹介したに過ぎません。
対策をいくらやっても、しすぎることはないのです。
検索すれば各アプリ設定自体は30分もあれば完了すると思いますし、パスワードを使い回しているのであれば、毎日少しずつ変更すればそんなに手間ではないと思います。
ぜひこれを機に、セキュリティ対策について考え直してみてはいかがでしょうか。
(あと誰かまじ卍の意味を教えてくれ)