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韓国規制当局トップ 仮想通貨とICOに否定的な見解を示す
韓国規制当局トップが、仮想通貨とICOに対する否定的な見解を改めて表明しました。
最近ICO規制に対する軟化ムードも出ていた韓国ですが、まだICO解禁への道のりは長そうですね。#仮想通貨 #韓国 #ICOhttps://t.co/psXT2XIgDn
— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月13日
韓国金融委員会(FSC)のチョイ・ジョンク委員長が仮想通貨やイニシャル・コイン・オファリング(ICO)に対する否定的な立場を改めて表明したと、ビジネス・コリアが報じています。
最近の韓国では、ICO規制に対する軟化姿勢も見られてただけに、今回の規制当局トップからのノーは残念な結果に感じます。
チョイ・ジョンク委員長は以下のようい述べています。
「多くの人が韓国政府はICOを許可すべきだと言う。しかし、ICOがもたらす不透明性とダメージは、大変明白で危険なものだ。だから多くの海外諸国もICOを禁止するか慎重になっているのではないか」
韓国政府は去年の9月にICOを禁止しています。来月11月には、韓国政府がICOに関し、改めて公式の立場を表明する可能性が高いと報じられています。
韓国規制当局トップや韓国政府がICOに対し、否定的な立場をとっている以上、韓国におけるICO解禁はまだまだ先になりそうです。
イーサリアム、11月にハードフォーク
仮想通貨イーサリアムの開発者:11月の大規模ハードフォークは間に合うhttps://t.co/HIdXeipu6n
本来10月14日にリリース予定であったイーサリアムの大規模アップデート「コンスタンティノープル」の試験利用に遅れが出ていたが、10月12日に開かれた会議で、11月にはハードフォークに間に合うと言及。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2018年10月13日
本来10月14日にリリース予定であったイーサリアムの大規模アップデート「コンスタンティノープル」の試験利用に遅れ生じています。
ハードフォークが予定より遅れた理由は、次の大規模アップグレード『コンスタンティノープル』の5つの変更点のうちの1つにバグが見つかったことによる、試験のリリース遅延です。
しかし、オープンソースの開発を進めるイーサリアムのプロジェクトメンバーらは、10月14日にリリース予定であった大規模アップグレード『コンスタンティノープル』のロプステン・テストネット(試験利用)が11月のリリースに向け順調であると発言しています。
クジラは下落時にビットコインを購入している
ビットコインを大量保有する「クジラ」詳細情報や影響力が明らかに ー Chainalysishttps://t.co/bEdfizEqfO
— 岡三マン (@okasanman) 2018年10月13日
仮想通貨の取引履歴を解析している調査会社「Chainalysis」は、仮想通貨を大量に保有している投資家(クジラ)が"ビットコイン市場にどのような影響を与えているか"についてまとめた報告書を公開しています。
多くの人々が信じている"ビットコインを大量に保有している「クジラ」がビットコイン市場を不安定にしている"という認識は間違っている可能性があることが示されています。
Chainalysisは、ビットコインを大量に保有している上位32位(計100万BTC)に入るウォレットを特定し、それらのウォレットの取引履歴を調査した結果、価格の下落に繋がるような取引ではなく、価格下落時にビットコインを購入しているとのこと。
さらに、ビットコインを売却する際にも、市場への影響が少ないとされるOTC取引(店頭取引)で売却している可能性があることも示唆されています。
今回、Chainalysisが発表した調査結果では、ビットコインを大量に保有している投資家が市場を不安性にさせているのではなく、むしろ安定させていると結論付けています。
ビットコインを大量に保有している「クジラ」上位32位(計100万BTC)のウォレットの内訳
4タイプに分類
- 投資家:33.1%
- 採掘者/早期採用者:33.1%
- 秘密鍵の紛失:21.2%
- 犯罪者:12.5%
実際にトレードしているクジラは、全体の「3分の1」程度とされています。