仮想通貨を通してこどもにお金の仕組みを学ばせられるスマートウォレット『Pigzbe(ピグズビー)』が開発されました。開発者は幼児でもプログラミングが学べるおもちゃ『キュベット』を開発したフィリッポ・ヤコブ氏です。
お金の仕組みを仮想通貨で学ぶ
仮想通貨を通してこどもにお金の仕組みを学ばせられるスマートウォレット、ピグズビーがフィリッポ・ヤコブ氏によって開発されました。
対象は6~12才で専用の仮想通貨『Wollo(ウォロ)』をやりとりすることができます。こどもがお手伝いをしたり、いい子にしているとお母さんからWolloがもらえるといったシステムになっています。
貯めたWolloはスマートフォンアプリで確認することが可能でたくさん貯めるとアプリ内の木が育っていく育成ゲーム的要素も存在します。
最終的には物理的な貯金箱に替わる存在にしたいとのことです。
金融リテラシーを知らない大人が多い
ヤコブ氏は、2017年にフォーブス誌の『30歳以下の起業家30人』に選出された著名な起業家で、幼児がプログラミングの基礎を学べるおもちゃ『キュベット』の開発者としても知られています。
ピグズビーを開発するに至った経緯について、『金融リテラシーはプログラミングと同等以上に重要であるのに、それを知らないまま社会にでる大人があまりに多く、お金の教材を作ろうと思った。いろんなものがデジタル化していく世の中なのでお金を学ぶ際にもデジタルで体験することが必要と考えたため仮想通貨を使った貯金箱を目指した。』と述べています。
ヤコブ氏は日本が仮想通貨先進国になる可能性が高いと考えおり、発売の際は日本からスタートさせたいとのことです。