5月に立ち上がった取引所『FCoin』は、取引所ができてからわずか2週間ほどで24時間取引量が一時的にBinanceを超え、世界一となりました。取引量によって配当がもらえる取引所トークンFT(FCoinToken)の配当を欲した人々が大量に買ったことが理由といわれています。
Huobiの元CTOがつくった取引所
5月末に立ち上がった中国の取引所FCoinは取引所トークンであるFTの大暴騰を受け、立ち上げわずか2週間程度にして24時間取引量で一時的にBinanceを超えて世界一となりました。
FCoinは中国の大手取引所Huobiの元CTOが立ち上げた取引所で、発表された時から一部で期待する声が上がっていました。
取引量によって配当がもらえるFT
今回の大躍進の理由は取引所トークンFTの大暴騰にあると考えられます。5月24日に取引が開始されてから、6月7日まででUSDT建て約50倍になっています。
このトークンは保有しているとFCoinの取引量に応じた配当がもらえるため、FCoin自体の値上がりと取引量による配当の増加が見込める状況になり、これが買いが買いを呼ぶとんでもない投機熱を生んだといわれています。
結果、昨日の配当は全体で665BTCにも及んだため、これが毎日続くとは考えにくい状態ですが、今回のことで一気に知名度を獲得したのでこれから取引所としてのさらなる躍進に期待が持てそうです。