仮想通貨・ブロックチェーン分野に特化したヘッジファンドであるPantera CapitalのCEOによると、ビットコインはすでに底値を脱しており、1年以内に昨年の史上最高値を超えるという予測を提示しています。
ビットコインは6500ドルが底値だった
アメリカのヘッジファンドのPantera Capitalは、昨年(2017年)にビットコインが2万ドルの最高値を記録したことで5000%のリターンを得ました。これをふまえて「ビットコインは6500ドルが底値であり、投資するチャンスの時期だった」と主張しました。
「急速に成長しているものが200日移動平均線を下回ることはほとんどない」という見解です。
Pantera Capitalのオフィシャルブログで公開された書簡では、ビットコインは「年内に2万ドルを超える可能性が高い。」と述べ、「機関投資家のマネーが流入することで市場を高騰させるだろう」と説明しています。
最近までのビットコインの下落については米国の納税者による売却が理由の1つだったとしています。
市場がネガティブなファンダメンタルの影響を受けていない
また書簡では、米証券取引委員会(SEC)がICO詐欺を取り締まった事実に対して市場がネガティブな反応を示していないことから、「市場が悪いニュースがあっても上昇していることは、非常によいサインであり、ネガティブな動きはピークを越え、少なくとも中間底を抜けたということを意味する」とも説明されています。
このような予測は、他の投資家の意見とも一致する意見となっています。