アメリカ現地メディアの調査によると「20%以上大学生が投資目的のためにローンで仮想通貨を購入している」という事実が明らかになっているそうです。
ローン完済を目的に仮想通貨投資
最新の学生ローンに関する情報を伝えるアメリカのWebメディアStudent Loan Reportが、学生ローンの借り入れを行なっている大学生を対象に実施した調査では、21.2%の大学生が、借りたお金を仮想通貨への投資に充てていたそうです。
その主な動機は仮想通貨のボラティリティを利用して学生ローンの債務を早く完済させる為、ということでした。
当然ながらこの判断は相場が好調なときには非常に有効ですが、下落相場では元々の金利に上乗せして債務を増やしてしまうリスクも孕んでいます。
価格に影響受けず浸透し続ける
現在、市場は年末年始のバブルとも呼ばれた高騰とは対象的に静まり返っています。しかし、世間へは一定の速度で定着が進んでるようにも感じられます。
価格の乱高下に関係なく仮想通貨での給与受け取りを選択する社員を多く抱えているのは、決済処理サービスを提供するbitpay。実に52%もの従業員が法定通貨をまったく含めず全額ビットコインでの給与支払いを希望しました。
bitpayで働くジェレミー・ボードリー氏は「価格変動はそれほど気にしていない。以前は従来型の銀行業界にいたが、ファイナンスに対するアプローチの仕方が変わった。(仮想通貨の投資へは、参加しないよりも参加する方がいい」と話してます。