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LastRoots、仮想通貨交換業を認可登録
金融庁は27日、みなし交換業者LastRootsの仮想通貨交換業を認可登録しました。
LastRootsの仮想通貨c0banが、ホワイトリスト入りしたことになります。
2017年9月26日に登録申請が受理され、26ヶ月を経て登録されたという。親会社の親会社の株式会社オウケイウェイヴがプレスリリースで報告したほか、動画広告を組み合わせたサービスを展開しているLastRootsの元CEO 小林慎和氏がnoteで明かしました。
今回新たにホワイトリスト入りしたc0banは、発表を受け高騰、前日比70%高を記録しています。
c0ban(コバン)とは
名称:c0ban(コバン)
通貨単位:両(RYO)
承認アルゴリズム:PoW(プルーフ・オブ・ワーク)
創設者:株式会社LastRoots
発行上限:8800万 RYO
LastRootsは2016年7月にICOにて6億円超の資金調達を実施し、動画広告と仮想通貨を組み合わせた広告サービスプラットフォーム「こばんちゃんねる」及び仮想通貨取引所(c0ban取引所)の開発・運営を行っています。「こばんちゃんねる」は、動画広告が完全視聴された場合、視聴者(見込み顧客)にc0banを付与する成果報酬型広告プラットフォームです。
LastRootsは仮想通貨取引所の運営に特化し、c0banは、オウケイウェイヴ社が保有する「感謝経済」プラットフォームにおいて利活用されていくと言及、「今回のLastRootsとc0banの認可が日本の仮想通貨交換業の発展の一助になれば」と期待を込めています。
c0banの利活用先として紹介された「感謝経済」プラットフォームとは、株式会社オウケイウェイヴが感謝されている人が報われる社会を目指す新たな経済圏として2018年9月20日より本格的に稼働したプロジェクトで、活躍している感謝経済ユーザーに対しての優待の提供などを行います。
参考CoinPost
韓仮想通貨取引所Upbit、ハッキング被害を公式発表
韓国の大手仮想通貨Upbitが、ハッキング被害にあっていたことを公式に発表。Upbitが、公式ホームページで被害に関する状況説明と対応について報告しました。
公式の内容によると、ハッキング被害にあったのは342,000ETH(イーサリアム)で、不明なウォレットへの送金を確認したとのこと。現在、該当ウォレット内に流出資産が留まっている状況で、小分けに送金された形跡はないことを報告しています。
ホットウォレットにある銘柄は全てコールドウォレットへの移送を完了したと説明。
なお、流出した資産に関する保証では、Upbit側が全額の保証すると発表しています。
大口のイーサリアムが送金されたことが確認された後にも、他の仮想通貨銘柄の送金が確認されていますが、それらの通貨に関する流出報告はしていないことから、コールドウォレットへの緊急移送がトラッキングされた可能性も考えられます。
参考CoinPost
YouTube経由で仮想通貨マイニングマルウェアをインストール、新たな手口か
スロバキアのソフトウェアセキュリティ会社イーセットは、仮想通貨モネロ(XMR)マイニングモジュールを不正にインストールするボットネット「Stantinko」がYouTube経由で感染していることを検知したことを、11月 26日に発表しました。
Stantinkoは遅くとも2012年から稼働しており、そのサイバー犯罪の手口は、クリック詐欺、不正な広告挿入、ソーシャルネットワーク詐欺、パスワード盗み取りなどに使われていました。今回、新たにユーチューブを利用した手口が判明。
ロシアやウクライナ、ベラルーシ、カザフスタンのユーザーを標的に、ユーチューブチャネルを使って、ユーザーのCPUでモネロをマイニングするクリプトジャックモジュールをインストールしているとのこと。
このマルウェアは50万台のデバイスに感染しているとされます。似たようなマルウェアが最近マイクロソフトも検知しており、8万台以上のコンピューターに感染しているとのレポートもあります。
イーセットはユーチューブに警告し、ユーチューブは、Stantinkoコードを含んだ形跡のある複数のチャネルを削除。
匿名性が高いモネロを巡っては、先日、コア開発チームが、モネロの公式ウェブサイトでダウンロード可能なソフトウェアが、仮想通貨を盗み出すマルウェアに感染させられていたと発表していました。
参考コインテレグラフ