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バイナンス初の法定通貨建てに
仮想通貨取引所バイナンスは、大元の取引所でも法定通貨建て取引を提供する初めての計画を明かした。最初となる法定通貨はロシアルーブル(RUB)で、約二週間以内に開始する目処になります。
CEOのCZ氏がモスクワで開かれたカンファレンスで明らかにしました。「ロシアルーブル建てで本家Binanceで直接取引ができるようになる。」と話しました。
つい先週、APIでのユーロと英ポンド建て取引を開始したばかりです。
これまで、本家Binanceではなく、別々の国でその国の法定通貨に対応したローカル取引所(BinanceUSやシンガポールなど)を開いてきましたが、「クリプト・クリプト」しか提供していないBinanceで「フィアット・クリプト」を提供するのはBinanceでは初の事例となります。
参考CoinPost
Binanceの分散型仮想通貨取引所、XRPのBUSD建ペアを初上場
#Binance DEX Adds XRP/BUSD Trading Pair https://t.co/VOy5OMLvwc pic.twitter.com/rbVRt4jCsp
— Binance DEX (@Binance_DEX) 2019年10月21日
バイナンスが提供する分散型取引所BinanceDEXで、XRP/BUSDペアの取引が開始。
BUSD建ペアではバイナンスコイン(BNB)に続いて2通貨目に取扱ペアとして採用されました。
バイナンスは先日、バイナンスチェーン上で稼働するXRPと同価値の仮想通貨XRP-BF2の上場を発表していました。Binanceは、入出金を通じてXRPとXRP-BF2間の変換を提供しており、BinanceDEXではXRP-BF2を通じて取引が行われています。
今回新たに米ドルと1:1の比率でペッグされたステーブルコイン「Binance USD(BUSD)」との取引市場がDEX上で公開。取引が開始されます。
参考CoinPost
ライトコイン、重要イベントが28日に開催 LTC初のライトニングネットワークが発表か
Litecoin Summitを控える仮想通貨ライトコイン(LTC)で、Lightening Network実装のウォレットがまもなく発表される可能性が浮上しました。仮想通貨ライトコインのウェブサイトを運営するLitecoin HausのCEO Franklyn Richards氏が記事を公開しています。
今月28日から米ネバダ州ラスベガス市で開催されるLitcoin Summmitを控える中、ライトコイン財団 共同創業者のXinxi Wang氏が「Loshanからなんらかの重大ニュースがある」とコメントしたツイートに対して、Loshan氏が「ライトニングと関している」とツイート。
このやりとりに関して、ライトコインに即時決済が可能になるLightening networkの実装がそろそろ発表されるのではないかと述べました。
Loshan氏は2013年からライトコインのデベロッパーとして活躍している人物で、コアフルノードとiOSとアンドロイド対応の最大の独立型ウォレットLoafwalletの開発で知られます。Richards氏は、彼の実績とiOSの精通度を考えるとライトニング実装の新ウォレットの開発を担うのは不思議ではないと指摘。
ライトコインは、2017年9月にライトニングネットワークを利用した送金テストを実施し成功。初の実装時期に注目が集まっていました。レイヤー2への適応時に利用者がLNDソフトウエアのフルノードの稼働に必要とされるインストールと安全管理についてのある程度の技術的理解のような課題を軽減することになります。
Loshan氏は、ここ2〜3週間はLoafwalletの開発には関わってなく、これからもないと述べ、新規のプロジェクトに注力する意向を示しています。
参考CoinPost