<1月15日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

XRPの偽物?色違いのロゴで掲載されるXRPクラシックとは

コミュニティが活発で日本人にも割と人気の高いXRPに多くの点で類似点を持つ仮想通貨が、取引を開始したことがわかりました。

その名も『XRPクラシック』。

XRPクラシックは、XRPの旧ロゴと同じ形のロゴで、色が青ではなくオレンジに変えただけのものを使用しています。

ホームページでは、「自動化した取引システムを提供するための利用しやすい非中央集権的ブロックチェーンと仮想通貨のインフラ」とXRPクラシックのコンセプトが掲げられていますが、ホワイトペーパーでは「フリーランサーのための市場を提供する」と書かれており、自社内でも異なる情報を提示していることがわかりました。このような観点からも、正当な仮想通貨プロジェクトではない可能性が高いと見られます。

問題はここで、

単純に有名通貨を模倣した通貨であるだけなら、投資家への影響はないと言えますが、すでにXRPクラシックが、海外仮想通貨取引所に当たるMercatoxとEtherFlyerで取引が開始されています。ティッカーシンボルとして使われているのは、『XRPC』で、イーサリアムブロックチェーン上で動作するERC20のトークンとして上場していることが判明。

またホームページ上では、ユーザー数も多いHitBTCなども今後上場する予定の取引所として掲載されており、投資家の警戒感が今後も高まることや詐欺への警鐘を鳴らすメッセージが相次ぐ事が予想されます。

参考CoinPost

BitrueのXRP基軸通貨ペア数が30組へ

シンガポール本拠地の仮想通貨取引所Bitrueは、1月11日と14日に、新たに8つのXRP取引ペアを公式で発表。

Bitrueは、XRP(リップル)を基軸通貨とした取引ペアを積極的に提供することで話題となっている取引所です。

発表があった4つの取引ペア
  1. HOT/XRP
  2. NPXS/XRP
  3. DNT/XRP
  4. PRO/XRP
1月末に取引が開始となる新たな4つの取引ペア
  1. EOS/XRP
  2. POLY/XRP
  3. XEM/XRP
  4. VET/XRP

これで同取引所のXRP取引ペアは計30種類となる予定です。

xRapidの導入も

先日同社のCEOであるCuris Wang氏は自身のツイッターで、リップル社の国際決済ソリューションであるxRapidを将来的に導入する可能性を示唆しています。

現在XRPを含む仮想通貨市場の地合いは悪化していますが、金融機関によるxRapid採用が本格化することで、XRPの実利用化も今後加速しそうです。

参考CoinPost

仮想通貨取引所Cryptopiaでハッキング被害か

ニュージーランドを本拠地とする仮想通貨取引所「Cryptopia」は15日、公式SNSアカウントで、「14日にセキュリティ被害を受けた」とする声明を公式ツイッターで発表しました。

発表内容は、以下の通りです。

14日、Cryptopia取引所へのセキュリティ被害が判明し、「重大な損失」を被った。被害状況確認のため、現在は緊急メンテナンス状態にして対応している。

警察当局にも通報し、現在捜査中だが、捜査結果が判明するまでメンテナンス状態を継続し、すべての取引サービスを中止する予定だ。

解決に向け全力で取り組み、最新状況は逐一お届けする。

Cryptopiaの声明では、「ハッキング」の文言は控え、「セキュリティ被害(Security Breach)」という表現を用いて発表を行なっています。

しかし、被害が出ている点については明かしており、顧客資産の不正流出を含むハッキング被害にあったのではないかとの見方も強まっているのも事実。

Cryptopia取引所の出来高データをCoinhillsで確認すると、世界の取引所の出来高シェアは0.007%になっており、同データからみた場合の影響度はそれほど大きくないと言えます。

参考CoinPost

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