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JR東日本が語る構想
株式会社ディーカレットは27日、都内で事業説明会を関係者向けに開催。ディーカレットは3月25日仮想通貨交換業者の登録を完了した企業で、高品質な格安SIM/格安スマホと取り扱うインターネットイニシアティブ(iiJ)やJR東日本など、国内の最大手企業など19社が出資し、2018年に設立された企業です。
19社目の登録となるが、新規事業者としては初めての登録となります。
ディーカレットは他の仮想通貨交換業者の中でも資本金が最も多く、出資を受けている企業も名だたる企業ばかりで、今後の活躍が期待できる取引所のひとつとなりそうです。
[仮想通貨交換業者 資本金一覧]
ディーカレット 52億円 ← New
ビットポイント 44億円
ビットフライヤー 41億円
ザイフ 22億円
GMOコイン 17億円
ビットバンク 11億円
コインチェック 1億円話題のディーカレットの満を持して感ww
— こより🌙 No crypto, no life (@vc_koyori) 2019年3月27日
株主一覧
◎伊藤忠商事
◎SOMPO
◎第一生命保険
◎大和証券
◎東京海上日動
◎日本生命
◎野村
◎JR東日本
◎ビックカメラ
◎三井住友海上
◎三井住友銀行
◎三井不動産
◎三菱UFJ銀行
◎ヤマト
◎電通強すぎワロタww pic.twitter.com/HpXBJugf6J
— こより🌙 No crypto, no life (@vc_koyori) 2019年3月27日
JR東日本の「Suica」を含む複数の電子マネーで、今年6月から順次、仮想通貨でのチャージ出来るサービスを検討しているとの報道がありましたが、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)の常務執行役員 野口 忍氏が、デジタル通貨(仮想通貨)に関する思いを語りました。
JRの野口氏がビデオスピーチで語った全文は以下の通りです。
JR東日本のSuicaは、同じ決済事業を営んでおり、ディーカレットに出資をさせて頂いている立場であり、サービスの発展を大いに期待しています。
輸送インフラをベースにした決済インフラです。
汎用な決済手段である現金をチャージして利用するところからスタートしたが、現在に「キャッシュレス」の流れの中で大きく変わっていくと考えています。
どのような変化があるかは、お客様のニーズは様々だ。より広く対応していく必要があります。
国内、あるいはインバウンド。様々な年齢層の利用客がいる中で、デジタル通貨への対応は、お客様のニーズを満たす有力な選択肢の一つと考えています。
輸送事業は、多くのお客様がご利用になり、安定性や信頼性も必須です。
したがって、決済を連携して、顧客の利便性を高める時代になると考えています。
基礎を担う仮想通貨取引所の規模と効率性、加えて高い信頼性と安定性が求められています。
ディーカレット社は、iiJのノウハウをベースに信頼性の高い仕組みを築き上げていきます。
メインバンクを目指すということで、それに相応しい規模を備えていると期待しています。
デジタル通貨には、大きな可能性がある。まずは、「デジタル通貨からSuicaへのチャージ」を最初のユースケースとして、一緒に検討させていただければと思います。
我々には、「次の当たり前を作る」というキャッチフレーズがあります。ぜひ一緒に作っていきたい。
なお、ディーカレット代表取締役社長の時田 一広氏は、「検討こそしていますが、現時点で具体的な計画はない」と報道ほどの具体的な計画はまだないと説明しています。
「仮想通貨でSuica(スイカ)チャージ検討」も「具体的予定なし」ディーカレットが正式発表
参考CoinPost
ヤフーが出資する仮想通貨取引所TAOTAO、ソフトバンクのクラウド型セキュリティ導入へ
今夏開設が期待される新たな仮想通貨取引所TAOTAOは25日、ホームページのWebサイト上におけるサイバー攻撃の防止と攻撃予兆を行うことを目的に、大手IT企業ソフトバンクの「マネージドセキュリティサービス for Imperva Incapsula」を導入していくとプレスリリースにて、発表しました。
TAOTAOは、今週25日に「Yahoo!Japan」傘下の子会社も出資しているTaoTao株式会社から発表されたばかりで、5月中旬頃の営業開始をメドにしています。
同取引所は、24時間365日の監視体制を整え、サイバー攻撃から取引所と顧客の資産を保護するためにソフトバンク社が提供するクラウド型WAF(Web Application Firewall)とMSS for Incapsulaの導入を決定したとのこと。
つい昨日、シンガポールの主要仮想通貨取引所DragonEXとBiKi.comがハッキングを受けたニュースがあり、仮想通貨取引所のセキュリティの健全性が懸念されている中、TAOTAOの動きは、ユーザーがより安全に利用できるように業界の水準を向上させていくことになるでしょう。
仮想通貨取引所TAOTAOを運営するTAOTAO株式会社は、今年2月4日にビットアルゴ取引所東京(金融庁登録済み)から社名を変更した会社で、Yahoo!Japanが完全子会社である「Zコーポレーション」を通じて、昨年4月に40%の株式を取得しています。
参考CoinPost
GACKTの仮想通貨“違法営業疑惑”音声
仮想通貨「スピンドル」への関与を巡って、資金決済法違反(無登録営業)の疑いがあることが、「週刊文春」が入手した音声データで発覚。
【動画】「1000万円が2億に」GACKTの“営業トーク”音声公開
商談会に集まった10数人の出資者候補を前に、ダメージジーンズにブーツを合わせ、サングラス姿で登場したGACKT。参加者からの質問に答えていく。
――(ブラックスターの)社長と知り合いなの?
「僕はそのメンバーの中に入っています。ブラックスターの中に入っています」
――(まだ)上場してないから株で言えば、インサイダーやんね……
「法律が来年の1月か2月にインサイダーが適用されるという話が今回っています。1月か2月以降は言えないって。今は言える。ちょっと今までとは考えられない儲け方なので。1000万円を入れたのが2億とかなっているんですよ。この前、仮想通貨のフォーラムあったんですけど、皆めちゃくちゃ幸せそうなんです。この2年間で急にお金を持っちゃって。ただ、馬から車に変わる時代なので」
終始、スピンドルの魅力を訴えるGACKT。商談会は約2時間に及んだとのこと。
資金決済法に抵触しかねない“営業トーク”音声の存在は、今後、波紋を呼びそうです。