<4月30日こよりが注目する仮想通貨ニュース>

XRPLX(リップル・リキッド・インデックス)

米国株式市場ナスダック(Nasdaq)は、5月1日から仮想通貨インデックスにリップル(XRP)を追加する事を発表しました。

Brave New Coin社が作成する「XRPLX(リップル・リキッド・インデックス)」は、ナスダックのGIDSデータフィードの顧客に配信されます。RLXは、リアルタイムのスポットまたは参照レートとして、1XRPあたりの価格が30秒ごとに米ドルで表示。

XRPLXの現在の価格参照取引所は、ビットフィネクス、ビットスタンプ、ポロニエクス、クラーケンです。次のレビューでコインベースが追加される予定。

Brave New Coinによると、XRPLXは部分定性的かつ部分定量的であり、対象区の安定性と質、ならびに適格な市場参加者の数量、デプス(板の厚さ)、ティック(値動き)サイズ、およびその他の要因を考慮して、公正な世界価格を算出するとのこと。

GIDS(ナスダック・グローバル・インデックス・データ・サービス)は、ナスダック100やナスダック総合指数など、40,000種類のナスダックインデックスを提供しており、XRPはその中の1つとして加わります。

Nasdaqによると、XRPLXインデックスには2014年まで過去のデータが含まれており、5分ごとに更新されるとのこと

ナスダックは今年初めにBrave New Coinと提携し、2月に「ビットコイン・リキッド・インデックス(Bitcoin Liquid Index:BLX)」と「イーサリアム(Ethereum Liquid Index:ELX)」の配信を開始しています。

参考cointokyo

Bakkt、仮想通貨のカストディ(資産管理)企業を買収

Bakktの最高執行責任者Adam White氏は、ニューヨーク証券取引所等を運営する親会社ICE(インターコンチネンタル・エクスチェンジ)を通してカストディ企業Digital Asset Custody Company(DACC)の買収、BNYメロンとの提携を行なったことを公式ブログを通して発表しました。

また、ニューヨーク州金融サービス局に信託会社として登録申請を行ったとしており、NY州への認可が降りればビットコイン先物の提供に繋がる可能性が高いとみられています。

Bakktが計画しているビットコイン先物の開始が遅れているのは、CFTC(米商品先物取引委員会)が仮想通貨の保管方法に対して懸念しているからと言われており、今回のカストディ企業買収は追い風になりそうです。

Bakktの取り組み

White氏は、Bakktが取り組んでいる機関投資家向けの「デジタル資産インフラの将来を構築する」という目的達成のため、不可欠なのは、デジタル資産保管のための強固なインフラとセキュリティ重視の姿勢であり、「カストディこそが、我々の(ビジネスの)中核」とその重要性を強調。

Bakktの目指す動きとして、規制された環境下で、ビットコイン先物取引きの全てのプロセスを、親会社であるICEとともに提供し、機関投資家へビットコイン投資への門戸を開くことを挙げています。

Bakktによるビットコイン先物の提供で一波乱ありそうな予感です。

参考CoinPost

仮想通貨の新たなビジネスモデル「ステーキング」が次期トレンド?

中国大手マイニングプールf2poolの創業者Mao Shixing氏は、PoS(Proof of Stake)ブロックチェーンにおける「ステーキングサービス」が今後勢いを増していくと主張。

ステーキングとは
コインを専用のウォレット等にロックして預け、報酬と引き換えに分散型ネットワークの運用へ参加することを指します。

今回の重要点は、PoWアルゴリズムを中心としたマイニングビジネスを行う大手マイニング業者が新たなビジネスモデルとしてステーキングを挙げた点です。

同氏によると、現在80%以上のPoSブロックチェーンプロジェクトがすでにステーキング・エコノミーに参入しており、ロックされているトークンの総額は60億ドル(約6660億円)に上るとのこと。

また、今年中に多くのPoSネットワークがリリースされ、それによって新たに25億ドル(約2775億円)分のトークンが創出される見通しであるとしています。

長引く弱気相場によってマイナーが受け取るPoW採用通貨の収益が少なくなっていることがその背景にあるとみており、マイナーたちの間で、仮想通貨業界における新たな収益確保の手段としてステーキングを採用する動きが広がりつつあるといいます。

ただし、そのようにPoSマイニングが普及しつつある一方で、それはまだ初期の段階でありインフラに欠けていることも指摘。

ステーキング機能を実装したウォレット「CoBo」


Mao氏がCEOを務める北京拠点の仮想通貨ウォレット企業は、「CoBo」というウォレットで、ステーキングに対応したウォレットをすでに提供しています。

今後ステーキングが普及していく場合、それに伴いCoBoのようなステーキング対応ウォレットやその他関連サービスの充実が見込め、仮想通貨市場が活性化するきっかけにもなりえそうです。

参考CoinPost

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